内閣府九州・沖縄ブロック研修会

沖縄県子ども若者みらい相談プラザsorae(ソラエ)は、学校や仕事、生活の悩みを抱える子ども・若者を支援する無料相談プラザです。ニート、ひきこもり、不登校などのお悩みもsorae(ソラエ)にご相談ください。 (沖縄県子ども・若者総合相談センター)

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内閣府九州・沖縄ブロック研修会

9月16日(水)、内閣府の「子ども・若者育成支援のための地域連携推進事業」九州・沖縄ブロック研修会が、沖縄県総合福祉センターにて催されました。

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まずは、内閣府政策統括官の小山さまから、子ども・若者を取り巻く現状についての概略説明がありました。小山さまにはいつも内閣府が主催する各種研修で大変お世話になっております。

続いて、日本福祉大学の村上徹也教授の講演で「社会貢献活動の活性化に資するサービスラーニングの手法」
自立支援・就労支援の過程で、ボランティアなどの社会参加活動が非常に効果的なのは事実ですが、さらに一歩踏み込んで、仮想的に「顧客満足」を生み出すような創造的な活動をさせて、そのプロセスに寄り添う手法をご紹介いただきました。
似たようなことは自分の過去の経験の中でも思い当たる内容でしたが、「サービスラーニング」という概念と手法としてご紹介いただいたことで、非常に腑に落ちました。自分の経験を振り返って、上手くいったこと、上手くいかなかったこと、を思い返して、なるほど!という思いでした。とても勉強になりました。

午後は、沖縄県での取り組み事例として、青少年育成県民会議の青少年交流体験事業のご紹介とともに、soraeでの取り組みを発表させていただきました。
最初にご紹介いただいた県民会議の「フレンドシップin九州」の事例発表では、写真で見せていただいた子どもたちの様子があまりに感動的で、次にマイクを持ってもなかなかギアが入らずに困ったほどでした。

soraeの説明では、まずはsoraeの概況と、沖縄県の若年無業者数や中卒・高卒の進路未決定者数を考察した上で、早期発見と予防の必要性から、soraeが第一の優先事項として掲げているのが、「学校連携」であること。県内の教育相談員やスクールソーシャルワーカーの研修を請け負ったり、高校や特別支援学校の校内研修に出張したりしていることをご紹介させていただきました。
また、次の優先順位の課題として、「親の支援」があること。今後、研修形式のプログラムを作って、学校関係者や民生委員など親に近い支援者の方々と連携していきたいこと、などを発表させていただきました。
次に、soraeの主任支援員で臨床心理士の松本から、soraeの相談ケースの概況のご説明に続き、具体的なケースを2つ紹介させていただきました。1つは、県外の支援者との連携が功を奏したもので、松本が内閣府の全国研修で知り合った東京の支援者と連携し、沖縄県でニート状態にあった方が東京での一人暮らしするのを支援したケース。もう一つは、多数の支援機関が複合的に連携して支援したもので、最近、沖縄でにわかに増え始めている「車中ひきこもり」のケース。soraeの他、サポートステーション、生活困窮者支援事業、精神科クリニック、訪問介護サービスなどが支援にあたったもので、今後の支援機関のネットワーク構築と連携支援の大切さを訴えました。

また、今回から10人程度のグループに分かれて、参加者がお互いの情報交換を図る時間もあり、他県の支援者の方々とお話ができて、非常に有意義な研修となりました。

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